映画を観たあと言葉にできないあなたへ|“気持ちの代弁”になったセリフと出会えた日

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こんにちは、ムビナビ 映画紹介の中の人です。今回は私が映画紹介を始めた理由を綴ろうと思います!ぜひ寄って行ってくださいね

第1章|「わかってほしいけど、うまく言えない」がずっとあった

誰かにわかってほしい気持ちはあるのに、うまく言葉にできない。
それを口に出したとたん、急に安っぽくなってしまいそうで――
私は昔から、そんな言葉の不器用さを抱えて生きてきた。

嬉しいとか、寂しいとか、傷ついたとか、
たぶん心の中にはちゃんとあるのに、それをうまく伝えられなくて、
いつの間にか「感情を抱えたまま、黙る」ことに慣れていった。

そんな自分にとって、映画はとても不思議な存在だった。
観終わったあと、登場人物のセリフや表情に、
「そう、それが言いたかったんだよ」って思う瞬間がある。

自分の中にずっとあったのに、自分では言えなかった気持ち。
それを、映画が代わりに語ってくれることがある。
だから私は、映画を観るたびにちょっとだけ救われる。

第2章|ある映画の中の“ひと言”に、自分の気持ちを代弁された

『君の膵臓をたべたい』という映画を、高校のころに観た。
流行っていたから、なんとなく。
でも気がついたら、桜良のあるひと言が、ずっと頭から離れなかった。

「私たちは、自分の意思で出会ったんだよ」
そのセリフが出た瞬間、なぜか言葉にできない気持ちがスッとほどけた。
運命とか偶然じゃなくて、“自分で選んだ”出会い。
あの言葉に、自分の感情の輪郭を与えられたような気がした

誰かと距離を縮めたいけど、臆病で言葉にできなくて。
それでも、ちゃんと自分で選んだんだって言えることが、
こんなにもあたたかくて、切ないなんて思ってなかった。

映画の中の“たった一言”に、心の奥にしまっていた想いを見つけてもらえた。
観終わったあと、泣きながら「ありがとう」って思った。
たぶん、それが私の最初の“レビュー”だったのかもしれない。

第3章|“言葉にならない”が、誰かに届いた気がした

あの映画を観てから、自分の気持ちを少しずつ書いてみるようになった。
日記みたいに、誰にも見せないつもりで。
でも、不思議と“言葉にならなかった感情”が、少しずつ言葉になっていった。

誰にも言えなかった寂しさとか、
ちゃんと伝えられなかった「ありがとう」とか、
そういうものが、映画の感想という形であふれてくる瞬間があった。

たとえ誰にも読まれなくても、
「ちゃんと気持ちを受け止められた」という安心感があった。
自分の中にしまっていた想いを、やっと外に出せた気がした。

うまく書けなくてもいい。
完璧なレビューじゃなくてもいい。
大切なのは、「あのとき自分が何を感じたか」を忘れないこと。
それを、誰かと共有できる日が来たら、それだけで嬉しいと思えた。

第4章|だから私は、レビューを書くことを選んだ

誰かに読まれることを前提にしていなかったはずの感想が、
ほんの少しの共感や反応で、急に“届けたいもの”に変わっていった。

映画を観たときに、胸の中にふわっと残るもの。
それをそのままにしておくと、時間とともに薄れてしまうけど、
文字にすると、たしかにそこに“自分の気持ち”が残る。

だから私は、レビューを書くことを選んだ。
うまくまとまらなくても、誰かの役に立たなくても、
観たときに揺れた感情を、そのまま閉じ込めておけるから。

「ムビナビ 映画紹介」は、
忙しい毎日のすきま時間に、そっと寄り添う映画ガイド。

映画館でポップコーンを片手に観る、
あのちょっとした特別な時間。
そんな気分で、肩の力を抜いて読んでもらえるような場所を目指しています。

話題の新作から、昔観たことのある懐かしい名作まで。
感情に寄り添いながら、余韻やセリフを大切に、
あなたの“次の一本”を見つけるお手伝いができたら嬉しいです。

レビューを書くことは、自分のためでもあり、
同じように“言葉にならない感情”を抱えている誰かのためでもある。
そう思えるようになったのは、映画があったからだ。

第5章|あなたの中にも、“まだ言葉になっていない感情”があるなら

映画を観たあと、
何か感じたのに、うまく言葉にできない。
そんな経験があるなら、それはきっと“ちゃんと心が動いた証”だと思う。

誰にも見せなくていい。
正しくなくていい。
自分でもよくわからないままでも、その感情はちゃんと“そこにあった”。

このブログは、そんな気持ちをそっと置いておける場所にしたい。
観た映画の中に、自分の一部を見つけたときの、
“あの気持ち”を、もう少しだけ大事にできるように。

言葉にならなかった感情が、
誰かのひと言で形になることがあるように。
あなたの中にまだ残っている“気持ちのかけら”も、
いつか、やさしく言葉になりますように。

そして、そんな瞬間にまた映画がそばにいてくれたら、
きっとそれは、とても幸せなことだと思う。

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